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話はもうしなくていいよ

2020年08月31日 13:20

私には話をする機会が『今』必要なのだったのであって、
数ヶ月先じゃ意味が無いから、話はもうしなくていいよ。

「自分の不要さに向き合いたくない」って、
「いつでもスっと引いて『必要とされない』存在になることが出来る安全圏」にいると自分から宣言したのは誰なの。
離婚もしない、精子も提供しないって、そういうことじゃなかったの?


そういうとこを私が口にする可能性があるから、
話をすることを避けているんだろう。
分かっているけど、私はここまで倦む前に話したかった。
数ヶ月前に機会を貰えていたら随分違ったと思う。
時間が経ち過ぎた。もう難しいと思う。
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私信となります

2020年07月27日 02:00

何かについて考えたことでなく、
つまらない(だろう)私信です。

頭の中で言いたかったことが
ずっと反復していて、
健康に悪いほどではないけれど、
どうも気持ちが悪いからここに書きました。

避難したり未練を表明するつもりも
何か返事が欲しいわけでもないのです。
抱えきれないわけではないけれど、
抱えているのは面倒なので書きました。



聞きたいことがありました。
今となっては本当の本当に
どっちだって、どんな答えだって、
何とも思わないんだけど、
・君は今後単なるセックスパートナー
・離婚はしないし、
・精子の提供もしない。
という提案に、
本当に、10年一緒にいた相手が、
満足して喜ぶと思ってたんだろうか。
それともそうじゃない考えがあって言ったことだったのか。
どっちだったんだろうと考えてた。

いや、今となっては、どっちでも良いんです。

あのときは、「どっちでも良く」なかった。
私は(さすがに未知のウイルスの蔓延という形は
予想もしていなかったけれど)、
それを伝えられた時、
今回のコロナ禍のようなシチュエーションを
一発で脳裏に描いた。
私の私的人生の未来に向かう矢印に、
いかにあなたが交わりたくないのか、
関わる気がないかを、思い知りました。

一緒に暖かい国に行ったあとの、
1人きりの年末年始の1週間強は、
コロナ禍の数ヶ月や、
私が40歳を過ぎたあと何十年も過ごす時間の
いわば小さなシミュレーションで、
あまりの孤独で、もう潰れてしまいたかった。
私には、あれほどまでに何も持てるものが無く、
この世から消えたいという思いが
一日、一日、濃くなっていった。
どうして生きていかなければいかないのか、
向こう何十年どうやってこんなに辛いまま
時間を潰せばいいのか、頭がずっと真っ白だった。

振り返れば、
私は、3つの表明を聞いたとき、
怒ったり屈辱を覚えたりして良かった。
嫌われたくなくて、それでも関係性をつなぎとめたくて、
無意識に、迎合した。
(本論ではないけれど、それはおそらく自分の幼少期の体験も由来していると思う)

あれは怒って良いことだったのに、
長いことそう思えなかったのは、
〝悪手〟であったなぁと今頃思う。
あくまでも「自分の」レビューすべきミスとして
結論づけてある。
本当に、あなたが私に伝えた上記3点については、
どんな想像力があったのか問うつもりはない。
今となってはどちらでもいいんです。
あなたにはあなたの考えがあったのだし。

それでもこういうことを書くということは、
多少不満をあてこすりたいのだと、
自覚はあります。
遅れて現れた怒りを、
もうここに置いていきたかった。

この話は、ここで、おしまい。




次に思ったこと。
自粛期間中に、新しい組織図を見た時に、
『会社の中ですら、
私にはもう何かをあなたとできる存在では
とっくに無かったのだ』ということが、「分かった」。
「組織図を見て思った」「感想を抱いた」のでなく、
ずっと前からとっくにそうだったことが、
不意に、とてもよく分かった。
ああ、そっちもとっくに「終わっていた」ことを痛感した。
私的にも社会的にも、あなたとの未来はもうそもそもなかったんだなぁとわかった。

コロナ禍の中での生活が、
あなたと離れようとさせたことは事実だけれど、
決定打になったのはそのことだった。



もうひとつ。
リモートが明けたら、自粛が明けたら、
「ワンチャン」あるかなと、
ありもしない希望を勝手に持ってた。
あなたの子どもが本当に欲しかった。
道玄坂を下りながら、
やっぱりありもしなかったなと思った。



最近、
自分でもとても不思議なことなのですが、
あなたと関係をもっていた10年のことが、
現実に起きたことだとどうしても思えないのです。
すべて自分の頭の中で勝手に描いた物語だったと
脳が処理しつつある。
寂しいようにも思うのだけれど、
うかうかしているうちに
「寂しい!」と思えるだけの鮮やかな現実味も消えてしまった。

どこかでご飯を食べたり、
海を見たり、
遠く離れたところでテレビ電話をしたり、
遠いところに旅をしたり。
比喩でも何でもなく、
本当に全部自分の妄想だったように感じていて、
これが一過性のものなのか、
それともこの先ずっと続く上書きなのか、
分からないけれど、日々、実感はどんどん消えていきます。

この私信とて、
私の宛先は本当に存在しているのかあやふやで、
私が「あなた」と呼んでいる人は、
本当はただの元部長の上司で、
理想の男性を投影して作り出した妄想のような気がしてきています。

こんなことは初めてで自分でもどういうことなのだろうと
不思議に思っています。明らかに普通のことではないとも思います。
例えば、以前に付き合った人たちと離別したあとは、
正直に言うと、
彼らの悪いところばかりが思い起こされて、
傲慢にも、
「あんな男と付き合ったのは自分の汚点だ」くらいに
思うことすらありました。
あまりに現実的な記憶だからこそ、
必死に上塗りして塗り固めようとしていた。
なのに、こんな風に、
記憶はあるのに、実感値だけが幻のようにかき消えてしまうのはどうもイレギュラーなことです。
まるで、漫画やドラマで過去に読んだ話を、
よく覚えているような感覚です。
そのことが、
私の、そしてあなたの10年(正確には10年と半年)が
夢だったと思うのは、自分でも恐ろしいような、
ただ、
逆にそれが離別を決めた自分を救うための脳のエラーなのではとすがってしまうような、
どちらの思いもあります。
そのこともあってあなたにどう接していいのだろうと思いあぐねています。


一方で、
本当にあったことなのか、
そして本当にもう実感を持つことができないのか確かめようと、
過去のLINEを少し振り返っている時に
「あなたの家の庭で、猫がひなたぼっこしている写真」を見つけて、
そこに私には絶対に手に入らない、
あなたの「生活」をかいま見た瞬間に
頭で考えるより先に、
これ以上無いほど胸が締め付けられて
まったく予期せずに涙がこんこんと溢れてきて、
コントロールできないこともあります。
もやもやとした曇天の間から、時折鋭角的な光線に
胸が刺された感じがして、その時だけ、
現実のことだったように感じられたります。



あなたを嫌いになったわけじゃない。
あなたとの記憶を消したいわけでも、
忌まわしく思っているわけでも決してない。
むしろ元々は、死ぬまで、すべて
子細まで、何もかも覚えておこうと思ってた。
棺桶に全部のやりとりを製本して入れたいくらいに思ってた。

でも繰り返しになるけれど、
心の底から不思議なもので、どうしてか、
あなたとのことが本当に起きた出来事に思えない。
いまあなたの顔を見ても、
実際にあなたと2人きりで過ごした時間なんて、
そんなものがあったのかよく分からない。
前職時代、恋情にまで育つと思っていなかった頃、
「こういうタイプのすごい出来る人がいるんだな。」
くらいに思っていた若い頃に戻った感じがする。




自分の感情はこれからどういう風に進めるべきなのか、
惑いがある。
でも、高い確率で、あなたと過ごした日々を
実際にあった出来事だとたぶんもうこのまま認識できなくなる気がする。
だとしたら、
長くて苦しくて、これ以上無いほど楽しい大事な夢だったと思う。



もし本当に実感がすべて消えてしまった時のために
今のうちに言っておきたいのだけれど、
もう既に、実際に起きた物語だったと思えなくなってしまっているのだけれど、
たぶん私はあなたのことが、
表現する言葉がないほど好きでした。

私信は以上です。
おやすみなさい。


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